学校教育高度化センタープロジェクト
資料送付のお願い
この度、学校教育高度化センターでは、日本の学校での実践を海外に発信するプロジェクトを開始致しました。プロジェクト開始に伴い、下記の重点分野において特徴的な実践をされている学校の情報を集めております。情報を集めた後、いくつかの学校については、ニュースレター等で海外にご紹介させて頂く予定です。
現代はグローバル化された時代であり、教育分野でも各国の教育実践を学ぶ動きが一層活発化しております。海外からの日本の教育に対する評価は高く、非常に高い関心がもたれております。また、海外に向けて発信し、フィードバックを受けることは、日本の教育にとっても新たな視点を得る機会になることと考えられます。しかし、日本の学校が自らの実践を国際的に発信することは必ずしも容易なことではありません。
皆様がご存知の教育実践で、下記重点分野に該当するものがございましたら、候補校として推薦していただけますよう、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
■問い合わせ先 kodokabp(アットマーク)gmail.com (担当:助教 伊藤、特任研究員 高橋)
【重点分野】
1.グローバル・リーダー育成の実践(グローバル市民、グローバル人材、多文化共生、国際理解教育等)
以下のような実践の情報を求めています。
- 児童生徒たちが国際的な視野をもって国内外のさまざまな問題を考えたり、議論したり、さらには実際に行動したりすることを促すような実践やプログラムを導入している学校
- 地域コミュニティ、海外の学校やNGO等と連携して、多文化共生や国際理解などに関する生徒たちの理解を深めるような意欲的な取り組み
- その他、グローバル・リーダーを育てるという観点から実践を積み重ねている学校
2.「日本型」の全人的・包括的な人間形成教育に関連した実践
狭義の「学力」だけでなく、対人関係能力や感情、身体面等の育成を含めた全人的な教育を目標とすることは、日本の教育の一つの特長と言えます。狭義の学力面のみならず、広い意味で児童生徒の人格形成面での成長を促すような実践、海外に発信すべきだと思われる特徴ある実践に関する情報を求めています。
- 特別活動を用いて学校を再生した実践
- 地域・NGO等と連携した学業不振層の児童生徒の包括的な支援
- 民族アイデンティティを含む包括的な外国籍児童生徒支援 など