イベント

ホーム > イベント > センター共催シンポジウム:(日本比較教育学会 第53回大会 公開シンポジウム)教育モデルが国境を越える時代を俯瞰する ―比較教育学の原点にもどる―

センター共催シンポジウム:(日本比較教育学会 第53回大会 公開シンポジウム)教育モデルが国境を越える時代を俯瞰する ―比較教育学の原点にもどる―

2017.06.24

ポスターはこちら

*タイムテーブルが変更になりました(2017.5.2)。ご注意ください。

 

概要

モデル借用自体は比較教育学が古くから関心を寄せてきたテーマである。植民地支配の形で強制的性格を持つものも含め、歴史的にも世界中で見られる現象である。
だが、我々の時代の教育的意味での特徴は、様々な教育モデルが国民国家の枠を越えて今まで以上に容易にグローバルに拡散してゆくことであろう。
PISA, TIMSSなどの国際学力テストにおいて「成功例」だとされる国々の教育モデからの示唆を諸外国が求め、そうした、ある国やある文化的文脈で生まれた教育モデルがたやすくインターネット等で拡散し、ビジネスとして成立してゆく。
こうした時代状況を、我々はどのように理解し、対応すべきなのであろうか?
ある国から生まれたモデルが、グローバル化、あるいは、かつてない規模で他国に移植される中で、何が起き、どのようなメカニズムが働いているのか。
モデル借用は比較教育学の対象テーマで長くあり続けてきたが、そこからどのような知見が得られ、新しいグローバルビジネス時代の教育モデル借用に対して何が提示できるのか。
こうした問いをフィンランド、シンガポール、日本のいずれも世界的に関心を持たれている教育モデルの具体例を通して考える。

 

日時

2017年6月24日(土)14時45分〜17時20分

*タイムテーブルが変更になりました(2017.5.2)。ご注意ください。


 

会場

東京大学本郷キャンパス 安田講堂

 

プログラム

登壇者プロフィールはこちら(日本比較教育学会サイト)。

*同時通訳あり*(通訳機器は先着300名様。日本比較教育学会会員以外の方は、お申込み時に通訳機器のご予約も承っております。)

14時45分  開会の挨拶・趣旨説明

司会:恒吉僚子(東京大学大学院教育学研究科・教授)

14時55分  フィンランドの教育モデル

Riitta Vänskä (Board Member at Invalidisäätiö, Program Manager, Education Export Finland)

15時20分  シンガポールの教育モデル

Goh Chor Boon (Associate Dean, National Institute of Education, Singapore)

15時45分  日本の教育モデル

佐藤学(学習院大学文学部・教授)

16時10分  休憩

16時25分  討論

丸山英樹(上智大学グローバル教育センター・准教授)

16時35分  全体議論

17時20分  終了予定

*タイムテーブルが変更になりました(2017.5.2)。ご注意ください。

 

お申込み方法
  • 日本比較教育学会員の方は、日本比較教育学会大会参加申込システムよりお申込みください。また、通訳機材は別途お申込みの必要があります。詳しくは、日本比較教育学会第53回大会HPをご覧ください。
  • 【まもなく締め切ります】学会員以外の方は、お申込みが必要となります。こちらのフォームよりお申込みください。
    どうもありがとうございました。お申込み受付は終了いたしました。

 

共催

日本比較教育学会

東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター

「日本型21世紀対応教育の国際モデル化に関する国際比較研究―多元的モデルの構築」(科研費基盤(A)15H01987、代表:恒吉僚子)プロジェクト

 

リンク

日本比較教育学会第53回大会ホームページ