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2014年度若手研究者育成プロジェクト 最終報告会を実施しました(@ストックホルム大学)

2015.03.18

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学校教育高度化センターでは、若手研究者の支援を目的として、教育学研究科博士課程の大学院生を対象に年1回研究プロジェクトを公募の形で募集し、多様な観点からの研究の実施を支援しています。今年度は「グローバル時代の学校教育」をテーマとして、6つのプロジェクトへの研究助成を行っています。

今年度の最終報告会は、2015年3月10日(火)に、教育学研究科が学術交流協定を結んでいるストックホルム大学教育学部で、国際シンポジウム”Education in the Era of Globalization” のStudent Sessionとして実施しました。海外に行くこと自体が初めての報告者もいるなか、どの報告者も英語での発表を選択し、15分間の研究報告と5分間の質疑応答を行いました。報告の内容はいずれも、1年間の調査・研究がとても充実したものであり、また報告に向けて丁寧に準備を行ってきたということをうかがわせるものでした。プレゼンテーションの方法については、「導入を異分野の研究者にもわかりやすいものにする」「手元の資料ばかりではなくオーディエンスを見る」「説明にメリハリをつける」などの課題も見つかりましたが、今回の反省点を今後の発表に生かしていってくれることと思います。

今回の研究成果は、まずは当センターのワーキングペーパーとしてまとめられ、4月以降に随時公開されます。各発表者には、研究成果をワーキングペーパーだけでなく、ぜひ学会誌への論文投稿へとつなげていってほしいと思います。

なお、今回のストックホルム研修では、最終報告会への参加だけでなく、ストックホルム大学の大学院生の案内によるキャンパスツアーや、学校観察、教育省への訪問などのプログラムが組まれました。また、今回の研修は、教育学部の学部生を対象とした「グローバルリーダー育成、スウェーデン研修プログラム」と合同で実施しました。東大・ストックホルム大学の両大学院生の交流や、学部生・大学院生の垣根を越えた交流も生まれ、参加者にとっては非常に実りある学びと交流の機会になったようです。

本研修の様子は、ストックホルム大学のホームページ上でも紹介されています。

ストックホルム大学による本研修の報告

 

追記(2015/3/31):

 

最終報告会での英語発表に向けてアドバイスをしてくださった国際交流室のBrianさんからメッセージをいただいたので、公開します。

 

 

追記(2015/5/29):

『グローバルリーダー育成、スウェーデン研修プログラム国際シンポジウム Education in the Era of Globalization』の一部を掲載します。

 

1.参加学生

 

2.グローバル・リーダー育成、スウェーデン研修プログラム

 

3.国際シンポジウム

 

(文責:センター助教 伊藤秀樹・高橋史子)